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エリア別ルート紹介

新版「関東の岩場」(白山書房:絶版)の208ページから鋸山のルート紹介が掲載されています。

それによると、計37ルートが紹介されていますが、現在登られているのはこの内の約15ルートです。これに加えて新たに2~3ルート追加されています。

ここでは、エリア別に現在よく登られているルートを紹介します。なお、ルート図については前記の新版「関東の岩場」(白山書房:絶版)から転載させていただきました。



【浮島ロックガーデン】
鋸山では一番手前にあるエリアで、南面と北面にルートが開かれているが、主に南面がよく登られています。支点は上の木にスリングを掛けて鉄輪を通してあります。(1.を除く)現在6ルートほどが整備されています。

1.イマジネーション(5.10-)
ハング左の垂壁。支点のセットが面倒くさい。

2.スミス・ロック (5.10+)
左ハング壁のカンテ。上までつなげると5.11+。

3.トライアングル・ダイレクト (5.11+)
凹角左のカンテ

4.トライアングル(5.10+)
垂直の凹角から、ルーフを掴んで左へトラバース。さらにルーフを越えて直上する。 ★★★

5.サウスポー (5.10-)
丸いカンテを登る。グレードの割に難しい。★★

38.宇宙遊泳 (5.7)
最初のウォーミングアップにどうぞ。



【ウェットフェース】
北面にあるためか、湿っぽい。適期は12月~2月の乾燥した時期。かつてはクラック沿いにいくつかルートがあったが、現在はサソリ・クラックのみが登られている。

13.サソリ・クラック(5.10-)
ハンドジャムとサムロックで頑張るのみ。中段テラスからの2m位が核心。





フラワー・ロックガーデン

鋸山南壁最高の高さを誇るエリア。

28.パライアスロン(5.11+)
左端のカンテラインを登る。 ★★

29.フラワーライン (5.12)
鋸山最難の美しいフィンガークラック。★★★

30.パーパーチャージ (5.11-)
壁右途中に穴の有るクラック。(現在はあまり登られていない)





【林間フェース】
開拓中のルートを含め、5.7から5.12クラスまで7本ほど開かれています。支点は上部の立木や残置ボルト等からとることができます。右手から回り込んで容易にセットできます。ただし、残置のボルト類は必ず点検してください。

31.海辺のパラダイス(5.8)
左隅のコーナーを登る。楽しい。★★

32.ナナドゴブ(5.9)
浅いフレークをアンダークリングで。

33.ダブルマントル(5.10+)
2段のテラスをマントルで突破したら直上する。32に合流すると(5.10-)★★

35.ギャングエイジ(5.7)
滑りやすいカンテを直上。

39.流星群(5.7)
右隅のコーナーを登る。上部のダブルクラックの処理が面白い。★



林間フェース全景(左:「海辺のパラダイス」、右:「流星群」を登る。



  • 以上、図版は新版「関東の岩場」(白山書房:絶版)より転載させていただきました。
  • 繰り返しになりますが、鋸山は砂岩のため脆く、支点の安全チェックは入念にして、くれぐれも事故のないようにお願いします。
  • 岩場での行動は各自の責任においてお願いします。クライミングでの事故が起きたとしても、本サイトは責任を負いかねますのでご了承ください。

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